疑うということ
沢尻エリカ逮捕は政治問題についてのチャフと信じているような人がいる。
いる。
確かにいる。
そういう話を聞いて「まじかよ」と感じる。
私が政府の陰謀説を信じているかどうかは別にして、奇妙に感じることがある。
政権が耳目を逸らすために撒いたスキャンダルであるとか、マスコミが安倍政権憎しで凝り固まっているのであれば、放っておけば良い。それならなぜマスコミは食いつくのか。なぜ花より団子よりもクスリみたいな勢いで女優の話ばかりになったのか。
なぜNHKも民放もわーっと飛びついたのか。
政権とグルなのか。それとも「国民の興味」に対して忠実なんだろうか。
後者なのだろうか。つまり、政権にも、放送業界にも、有権者はアホと思われているし、実際有権者はアホだ。そう思われているのではないだろうか。
安倍政権許すまじというのはご自由になさればよいが、消臭の片棒をかつぐような真似をするマスコミについてはどう思っているのだろう。
そういやあ創価学会員が集団で引っ越して公明党の票数を稼いでいるなんて話が10年も前に流されていたのを思い出した。
参院選と違って時期が不定期なので難易度はあるが、反安倍の人たちは山口県に引っ越してはどうか。なにも投票できるようになるまでに急に衆院解散などということはあるまい。被選挙権者であれば居住実態でバレもしようが、住民票移動した人の居住実態がどれだけバレるだろう。やって見る価値はあるのではないか。首相が落選するとなれば反与党側の人間にしたら痛快の一言に尽きるだろう。
なぜやらないのだろうか。
私はやらないけど。そこまで人を憎いと思ったことがないから。