PDCAとOODAとどちらを採用すべきか
おはようございます。
PDCAサイクルってありますよね。Plan->Do->Check->Actionのやつ。一方で近年はOODA (Observe->Orient->Decide->Act)なんてのも出てきています。私は両方とも試行錯誤のプロセスを捌いたらこうなりました的なものと理解しています。
Act(Action)がかぶってます。行動するための考え方という点で両者は同じ。もっと冷静に見ると、PDCA、DoとActがかぶ、まあこの指摘は既にあるからいいや。
一番の違いは、PDCAが他者の存在をぼんやり意識していないのに対し、OODAは観察対象というのを明確に持つ点です。
WkipediaではPDCAは次の4要素と説明されています。
- Plan(計画):従来の実績や将来の予測などをもとにして業務計画を作成する。
- Do(実行):計画に沿って業務を行う。
- Check(評価):業務の実施が計画に沿っているかどうかを評価する。
- Act(改善):実施が計画に沿っていない部分を調べて改善をする。
OODAは次の通りです。
観察(Observe)- 情勢への適応(Orient)- 意思決定(Decide)- 行動(Act)
PDCAのPのところにOODまで入っちゃってんですよね。でアクションは同じで、これを繰り返すことも同じ。PDCAのCとAも、OODA全部入ってんですよね。調べる≒観察ですし、情勢というのを計画に沿っているかどうかと解釈すれば同じです。改善をするというのは意思決定と行動も含んでますよね。
題名がミスリードですけどどっちを採用すべきという話というよりそもそもOODAしか存在していないのです。