たちばな し

休職と復職にかかる記録残しです。ビジネス論も少しあるよ。

AIはどこまでやれるだろうか

ご無沙汰しております。相変わらず職場には行けておりますが、先日起床時から疲れており疲れが取れない旨精神科で述べたところ、薬が増えました。

囲碁も将棋も明らかにAIのほうが人間より強いという状況になりました。すごいことではありますが、まだAI万能というには早すぎるかなと思っていろいろと思索にふけっています。

10年くらい前、高速道路が1000円で乗り放題に成りました。そのとき、東名高速道路は込んだけど中央道は全然込まなかったとか、東北道常磐道が同じくらい込んだとか、そういう話を本で読みました。

人工知能に渋滞対策をさせたらそれは有効に働くだろうか。

運転してる方としては(仮に)5秒毎に更新される現況に応じて5秒毎にリルートなんてされてはかないませんから、ほぼリアルタイムでルート更新がされるようなプログラムであればたぶん「いいよもうこっちで」という状況が生まれるものと思っております。つまりAIの計算結果に人間が従わない。

すると、AIはどのくらいの割合の人間がそれにしたがってルートを変えるか、あるいは変えないかという確率論を取り込んでルートのサジェスチョンをするのではないか。そう考えます。そうすると、同じAIでも違うルートを案内するという、「え、それAIなの?」という状況が生まれうるのではないかと想像しています。

ところで、AIに麻雀をさせたらAIは強いんだろうかということを、この二つの事柄から考えてみたのです。自分の手牌というすでに明らかな事柄、河にある捨牌というすでに明らかな事柄、ここまではAIにも利用しやすい情報でしょう。では、相手の手牌や捨て牌の引掛けという確率的事象についてAIは対応しきれるのだろうかと。AIの思考様式というのが読まれればナチュラルAIたる人間だって対処するでしょう。役牌のみ1300点で和了りまくるような流れができたらAIもそれに対応しなければなりません。しかも相手は3人いるから振り込まないように気をつけないといけない。

果たしてAIはこういう状況に耐えられるのだろうかと。すごく興味のあるところであります。