たちばな し

休職と復職にかかる記録残しです。ビジネス論も少しあるよ。

メモランダム11

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 読みやすさも考えて分ける必要性もろくすっぽ考えずに分けて書いてるんですが、前回で2桁になってましたね。もっとも、最初のやつは別途書いていたものなので実質的には一気に書き上げているのはこれで10話目です。途中で緑茶飲みつつ10時間ほど掛けて一気に書いてるわけなんですが、まあよく書けるもんだなと。これが中学生の頃保健体育科何かで習った「昇華」というやつなのかと。憧れといった良い感情はもちろんのこと、劣等感や怒り、恨みは高速増殖炉のの核エネルギーのようにモリモリ湧いてきますので、管理職はそういうものを見つけたら正しい方向に誘導することに腐心すべきだと思います。無限のエネルギーだからほんと。

 去年だか一昨年だかに流行ったアドラー心理学ですが、「怒りは感情として沸き起こるのではなく怒りたいから怒っているのだ」みたいなことがあった気がします。一応「嫌われる覚悟」でしたっけ、あれは読んでまだ手許にあるので読もうと思えば読めるんですけどそこまで重要じゃないのでおいておきます。んで、正確には「怒りの発散は意図的だけども、怒りは怒ろうとしなくても確かに湧出する」と感じてます。ひょっとしたら「いや、だからそれは違うんだ」ということかもしれませんが、少なくとも怒りを表に出すのは個人の判断・意識の作用に任されているわけで、自然に手が動いたり重要文化財の鉄パイプがスマッシュヒットされるんだったらそれは速やかに脳外科か神経内科を受診すべきだと思います。起きてるのに体が勝手に動いたらそれは病気です。

 閑話休題

 まあ今の上長も暫くの間はそれなりに信頼残高は残ってたんです。まず根気強いです。コミュニケーションを取ろうという努力も見えます。ASVの2人を抱え、そんでその2人がろくすっぽ人材育成しないものだから素人寄せ集め(というとそのときいた人に申し訳ないので弁明しますが、独学で仕事が覚えられるような生半可な環境じゃないんです。業務量も結構あったし、専門知識も必要だし、無茶振りもあったし、新しく覚えなきゃいけないことは数カ月おきに増えるし、手助けなしに業務をするなんてメチャクチャだったんです。よく支えてくれたものだと思います。いまは新天地に移った方もいますが、感謝しております。)という状態で色々と苦心したようです。正直私はASVの2人のボンクラ加減に気づいてますが上長もそれには気づいたはずで、そのなかでよくもまあ根気よく使ってるなと思います。そりゃ前上司が発狂する元凶となったボンクラ2人ですよ。当時はこの2人ともボンクラとは夢にも思いませんでしたが。(SVは請負時代の担当が外された頃には頭おかしいんじゃないかと思ってた。)

 で、いつの間にか新人が来てました。執筆時点の1年前とかじゃないんですがもう精神状態がアレがナニな状態であったのと私の業務と無関係のところにいたのでどうでも良かったんですね。いつからいるんだろこいつ。京都の北西平壌の隣なところの引率らしく多少は期待していたのですが、まあ期待というのはまず打ち砕かれるものですね、後に激怒することになります。意識高い系です。意識高いって、能力が低いから意識だけ高く見えるらしいですよ奥さん。こいつのお陰で「なぜ企業は院卒を取りたがらないのか」がわかることとなります。もちろんこの問題には2つの側面があって、企業側が院卒の扱い方を知らないというのと、院卒のもつ特性ですね。この2者の間で望まれるコミュニケーションがきちんと取られておらず、マッチングをミスって懲りるというのが原因でないかと私は見ています。私は院卒じゃないもん。中退だから大卒だもん。高いお金払ったのにごめんねお父さんお母さん。