たちばな し

休職と復職にかかる記録残しです。ビジネス論も少しあるよ。

メモランダム21

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 あんこ売り切れは予想になかった…

 さて、前回休みました。一応精神科の医師の言うとおりSASの検査入院をしてSASの診断が出ました。ちなみにそれまではSASの疑いで要加療という診断書で休んでました。
 SASの検査を受けたくない理由は1つにも2つにも金の話で、まず検査料がかかること、2つ目に生命保険の告知事項にあたるからですね。病人は兎にも角にも不便を強いられるのです。不健康は負債です。私はチームという幻想を守って不健康を背負い込んだわけですが(そういう認識だから客観的には「お前の不摂生の責任転嫁してんじゃねえよばーか」という見方もあるでしょうが、かかったままで仕事できる病気だってたくさんあるし、周囲の余計な仕業のせいで仕事ができなくなる病気だってあるわけです。)、太平洋戦終結時の色んな人はこれと似たような思いをしたのか(あっちはリアルライフかかってるので比にならないでしょうけど)と思ったりします。

 3ヶ月ほど経って、主治医からは勤務可能の診断書が出ました。まあボンクラに囲まれるまで頭痛やらいろいろ抱えてても目をつけられないような内容で業務できてたんで特に不思議も何もないです。

 そういえば、もういなくなりましたがガキの使い2匹がいてそこから業務メール受けるとき、その2人が差出人欄にあるだけでちょっとした緊張がありました。もうね、2人の名前見たくないの。見たくないものを我慢しながら延々と見るのは、まあ業務上必要で回避するわけにいかないので本当に汚いものを見る目で見てたんですけども、味方があてにならない、むしろ敵というのは心底堪えてましたね。
 有能な敵より無能な味方のほうがよほど戦争に負ける原因です。運良くか運悪くかしらないですがこれ読んでしまった方は無能な味方は友軍に加えないよう本当気をつけましょう。何しろあてにならないどころか害悪だから。加わらせないのが一番です。それがかなわないなら見てるだけにさせましょう。どうしても加わってくるのであれば敵に回しましょう。むしろ敵に回した上で攻めたほうが勝ちようがあるというものです。友軍を爆撃すれば無能の誹りは免れませんが敵とあれば話は別ですから。ただ、明確に敵であるという認識を周囲にも持たせなければフレンドリーファイヤーの誹りは免れませんので冷静に状況を分析しましょう。冷静に状況分析ができないというのであればあなたは疲れてます。戦争すべきじゃありません。退いて体制を整えましょう。

 私はここらへんが全くできていませんでした。ひとえに自分のストレス状態の異常な高さを見逃していたからです。ストレスチェックでは「めちゃくちゃストレス高いよあんた」って出てたんですけどね。もうその時点で周囲ほとんど信頼してなかった死逃げることも思いつかなかったからw 今書きながら気づいていますが自殺しちゃう人と似た状態ですね。一本道でした。

 飛行機にピトー管という大変重要な装置があります。周囲の空気との相対速度を知るために必要な装置です。飛行機は前から空気が当たって揚力を得て浮かぶように作られています。まずないことですが風速250m(時速900km)の風が飛行高度で北から南に吹いているとき、北向きの飛行機は適当なエンジン推力の下で地上から見て静止できます。話がそれましたが、飛行機は地面を蹴って浮くわけではなく周囲の空気との相対速度で浮いているので、これが詰まると落ちます。下記の例のようにですね。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%B3%E8%88%AA%E7%A9%BA301%E4%BE%BF%E5%A2%9C%E8%90%BD%E4%BA%8B%E6%95%85

 計器は常に正しく機能しているか。僅かな計器異常にも気づく精神状態を保ちましょう。僅かな計器異常を指摘してもらえる常態を保ちましょう。飛行機なら落ちますが、それなりに働いてれば5日ほどは(法律上の)有給休暇があるでしょうから飛行機と違って飛び続けなくていいんです。止まれます。死なないうちにきっちり使っていきましょう。死ぬのはすきなときに好きなようにできますから。

 他人を気にするのはいいですが、その他人はあなたのことなんて助けてくれないですよ。